お知らせ

2020-05-28 12:46:00

 今年度、山形県内の小学校における水泳学習の中止が決定したと通達がありました。その理由として、更衣室での着替えや授業前後のシャワー等「密」を回避できない状況があり、密を避けようとすると時間的なロスが考えられること、指導者の複数配置が難しく少人数単位での授業が難しいこと、年度当初の健康診断を済ませていない学級があること等が挙げられています。

https://www.mext.go.jp/sports/content/20200522-spt_sseisaku01-000007434-1.pdf

 

 当鶴岡水泳育成協会では、できる限り密を回避する対策で運営してまいります。

 

レッスン開始と終了時刻を変更し速やかに更衣室から移動させ密集を回避します。

②レッスン時は間隔をあけ、時間差で退水させスムーズにシャワーへ移動させます。

③館内の導線を一方通行にすることにより館内通路での密集を回避します。

④1日に数回、館内の清掃と消毒作業、換気を行っております。

⑤お客様には不要な入館をご遠慮いただき、入館の際は必ず手指消毒とマスクを着用していただきます。

⑥館内の所々に職員を配置しスムーズな移動を促します。

 

 適切な水泳場の確保が困難だとされる学校での水泳学習ができない今、プロの水泳指導員のもと施設管理が徹底した鶴岡水泳育成協会での水泳をお勧めいたします。お子様の水難事故予防、健康増進、技術の向上等、様々な目的に合わせて楽しく通っていただければ幸いです。

 

 ◆一般財団法人日本スイミングクラブ協会は、プールの次亜塩素酸ナトリウムによる殺菌は非常に強力であること、また湿度(50%~60%)を保つことによってプール施設内は感染防止に優れた環境であり、感染リスクは少ないとしています。なお、プール水は常に残留塩素濃度が基準値内(0.4㎎/L以上)になるよう徹底した塩素消毒をおこない、オゾンろ過機能により常に循環されています。これにより市民プール内における安全性は保たれています。各メディアでもプール内の感染リスクが少ないことが紹介されています。

 

 ◆水泳は他のスポーツと異なり、水圧による呼吸筋が鍛えられ心肺機能が向上するため、酸素摂取量が増加し疲れにくい体質になります。またプールの水温は約30度~31度と、体温より低いため身体は体温を維持しようとする結果、熱代謝活動が活発化、体温調節機能が向上し免疫力が高まります。これらの事からも、お子様から年配の方までぜひ取り組んでいただきたいスポーツです。

 

  ご来館される皆様にも感染予防に取り組んでいただき、安心してご来館できる環境づくりにご協力をいただきますようお願い申し上げます。